私が新卒研修で想いを伝えるために意識した5つのこと

先日@kurotakyより「2017年度新卒研修がはじまりました!」のブログが書かれました。


以前から新卒社員への研修であったり、教育に関しては興味・関心が強く、有り難いことに携わらせてもらうことも多かったので、まずは研修時の座学でお伝えする際に意識したことを5つにまとめてみました。「西谷大陸」をほんの少し公開したいと思います。

 

【前提】

  • 短い時間で新入社員に伝えたいことを全部伝えるのは無理
  • 社会人経験をしていないため理解、共感してもらえるという期待をもたない
  • 座学なので、眠たい話はしない
  • こちらが話したいことよりも新入社員が興味をもつ内容に寄せる

 

1.まずは自己紹介をしっかり行う


下記のスライドをよく使うのですが、人は同じ話を聞くにしても「誰から聞いたか」で浸透度が変わると思います。

 

 

いきなり公園でこんなおじいさんに声かけられたらこわいですよね。話聞きたくないですよね。

ただ事前に信頼出来る人から、あのおじいさんは昔ビジネスで大成功したすごい人だからちゃんと話を聞けたらラッキーだよと言われてたら聞こうとしますよね。

 

そのため、まずは自分はどんな人間かの自己紹介をきちんとするようにしています。そんなに時間はかからないですしね。

 

2.研修を受ける際の心構えをお伝えする

 

私の好きなエピソードがあり、それをまずお伝えしています。

 

 

私も新入社員の時に研修を受けました。同期は75名でした。同じ時間、同じ研修を受けているにも関わらず吸収力が違ったりするんですよね。今思うと当然だなと思いますが、私は心のどこかで「どうせまだ研修だしな」という気持ちが少なからずありました。

 

ただ同じ時間に、同じ場所で研修を受けていても必ずどこかで   他の人と差が出ます。

それがこの「意識」の差だと思います。

 

このお話をすると、なるほどと思って頂くことが多いです。あとは自分自身が昔にちゃんと研修を真面目に取り組んでおけば良かったと後悔したことをお伝えします。

 

「あの時もっと頑張れば良かった!」という後悔はしますが、「あの時あんなに頑張らなければ良かった!」という後悔をしている人は見たことがありません。

 

3.今聞いていることが理解できるのは早くて1年後だとお伝えする

 

前提にも書きましたが、まだ部署の配属前の段階で「仕事」を経験していないため、役員の方などお偉い方々や先輩からの有り難いお話も100%理解することは難しいです。

 

ただいつかその意味が分かる時がきます。それは結構先になると思っています。

そのため、今受けている研修だけをまとめたものを作成することをお勧めします。

自分が仕事を始めてから見返すと新たな発見や気付きがあるからです。

 

 

 

4.マインドの大切さをお伝えする

 

仕事をする上でモチベーションやマインドというのは非常に大事だと思っています。いくら能力が高くても、その能力を活かせるがポイントです。そのため、新入社員の方にはいくら能力が高くてもこのマインドが低ければ、せっかくの能力が発揮できないことをお伝えしています。私も新入社員で入社した楽天で培った経験の影響が非常に大きいです。

 

 

 

 

5.やるからには一番を目指して欲しいことをお伝えする

 

2010年から私は毎年新入社員の方々に同じ質問をしています。

あなたは4月1日から大勢の新社会人がいる中で「何番目になりたいですか?」と。

すごく抽象的な質問です。年収、役職、経験、知識、特に私からは何も指定はしません。

 

ただそう聞くとほとんどの人が1番になりたいと答えてくれます。思ってない人も中にはいたと思いますが(笑)

 

 

 

そして彼らに1年後聞いてみます。「あなたは1番になれましたか?」と。

するとこれも前述と同じように抽象的な質問にも関わらず自信を持って「1番になれました!」と答える人は一人もいませんでした。

 

 

 

1年間仕事をしてきて、同期であったり、社外の同世代と接することで自分より頑張っている人と出会ったんでしょう。自分よりもあの人の方がすごいと思わされた経験があるんでしょう。

 

私は上司や先輩に「楽天新卒新人賞」を獲らせて頂きましたが、他の同期の方がよっぽど優秀でした。ただ一生に一度の新人賞なので、獲らせて頂いたことには非常に感謝したことを憶えています。

 

ここで伝えたいことは「周りの誰よりも私は頑張った!」と胸を張って言える1年にして下さいということです。そして最後にこう締めくくります。今まで多くの方と接してきましたが、「誰でも出来ることを誰よりもやる人が一番強いですよ」と。

 

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